子どもたちへ

ONE LIFETIME

子どもたちへ

いつか、ゆっくり読んでくれたら。

あなたたち三人へ。

面と向かうと、照れくさくて言えないことがあります。
だから、ここに書いておくことにしました。
急がなくていい。いつか、読みたくなったときに、読んでください。

時間のこと

パパが、いちばん大切だと思っているのは、時間です。
時間は、戻ってきません。
お金はあとからでも取り戻せるけれど、過ぎた一日は、もう戻らない。
あなたたちと過ごす時間も、あなたたち自身の時間も、
どうか、大切にしてほしい。
パパが仕事でしていることも、つきつめれば、
人の時間を、その人のために取り戻すことなのだと思っています。

自分の人生を生きること

あなたたちは、あなたたちです。
誰かに合わせて、自分を小さくする必要はありません。
パパやママの期待に、無理に応えなくてもいい。
自分が「これだ」と思える役割を、自分で見つけて、生きてほしい。
そのために必要なら、いつでも、力を貸します。

三人とも、違っていい

三人は、それぞれ違います。
似ているところも、まるで違うところも、ある。
それでいい。むしろ、それがいい。
違うからこそ、支え合えるし、響き合える。
誰かと比べる必要は、ありません。
あなたは、あなたのままで、もう十分に価値があります。

ひとつだけ、伝えたいこと

幸せは、追いかけると逃げていきます。
「幸せにならなきゃ」と力むほど、遠ざかる。
それよりも、目の前の人を大切にして、自分の役割を生きること。
その先に、幸せは、あとからついてきます。
パパも、まだその途中です。一緒です。

パパは、前に出ないけれど

パパは、あまり前に出るのが得意ではありません。
大きな声で「こうしなさい」と言うより、
うしろから、静かに見守っているほうが、性に合っています。
でも、言葉にしないだけで、いつも想っています。
これだけは、覚えておいてください。

たったひとつの人生を、あなたたちらしく。
パパは、それをいちばん、願っています。