巡りを生きる

ONE LIFETIME

巡りを生きる

ひとつと、すべて。

めぐっている

水がめぐり、季節がめぐる。
食べて、食べられて、土に還り、また芽吹く。
いのちは、ひとつひとつが全体のために働き、
全体が、そのひとつを生かしています。
私も、その巡りの中にいる、ひとつです。

ひとりは、みんなへ。みんなは、ひとりへ

ひとつの良い働きは、まわりを少し豊かにします。
そして、まわりとのつながりが、ひとりを輝かせます。
一方通行ではなく、行って、還ってくる。
誰かのために動くことが、めぐって、自分に還ってくる。
私は、そう信じて、日々を過ごしています。

自立と協力

つながりは、放っておくと、二つの方向に病みます。
ひとつは、まわりに溶けて、自分を失うこと。
もうひとつは、まわりに寄りかかって、自分で立たなくなること。
どちらも、ちがう。

自分の足で立ちながら、結ばれていること。
依存でもなく、孤立でもなく。
自立した者どうしだから、本当の協力ができる。
だから私は、関わる人の自立を、いつも願います。

評価から、自由でいる

人が自分をどう思うか。
それは、その人の中で起きることで、私には手が出せません。
評価をほしがると、いつのまにか、人に合わせはじめる。
合わせるために、自分の違いを削ってしまう。

だから、手放します。
自分が自分であることを、許す。
相手が相手であることも、許す。
この自由がないと、自分の足では立てない、と思っています。

違うままで

巡りは、同じものどうしが回すのではありません。
違うままで、結ばれること。
違うからこそ、ひとつひとつが輝くこと。
みんなが同じなら、そもそも結ぶ必要がない。
違いは、巡りの前提です。

流れに逆らわず、めぐらせる。眠らせない。
力まず、握りしめず。
それが、私の思う「生きる」ということです。